今、Minecraftで3D画面の中で簡単にプログラミングを行える講座を開く意義

先日お知らせした通り、今週末の3日の土曜日にプログラミングの特別授業を宮崎教室にて行います。

題材は子供達に人気のゲーム「Minecraft」で、そのマインクラフトの世界の中を自分の作ったプログラムでブロックを並べたり、鶏を降らせたり、敵を出現させるようなことを通して、自分で作ったプログラムで出てきた敵を倒すようなことをやりたいと思っています。プログラミングとは言ってもブロックをつなぎ合わせて簡単にできる環境を用意するので誰でも楽しめ、情報の世界の中(画面の世界の中)も自分で工夫することができるんだ!という気づきを得られるような内容で当日は授業を進めます。
さてさて、ここで一回、昨今の周辺事情をお話ししましょう。このMinecraftですが、先日6月に米国で開催されたリンゴマークのコンピュータで有名なApple社のイベントで、AR(拡張現実)に対応した新しい「Minecraft Earth」が今秋ごろに出ることが発表になりました。
拡張現実という概念は一言で言うのが難しいのですが、「現実の世界と、コンピュータの画面の世界を重ね合わせて何らかの目的を達成するもの」だと思ってください。
言葉だとイメージしにくいので、動画で紹介しましょう。英語ですがまずは次の動画をみてください。


動画の解説をすると、このAppleのステージ上でマインクラフトの作品が作られている空間は、実は現実世界には何もありません。現実の世界の上に、今までは画面の中の世界であったものを重ね合わせるのがARの技術です。逆に、このコンピュータで再現された仮想の世界に人間が入り、敵を倒したりブロックを壊したりなどの行動を起こせることもこの動画で示されています。
この拡張現実こそが、今後しばらくの時代の進化の流れになります。

別の動画ですが、なかなか室内で飛ばすのが難しいドローンですが、拡張現実を使えば安全に室内で飛ばすことができると言う動画です。私たちが実際に生活している現実世界に、コンピュータで計算された仮想の世界を重ね合わせるとケガもなくドローンの飛行訓練が行えます。このドローンも、先ほどのMinecraft Earthも拡張現実という全く同じ仕組みが使われています。

44分30秒からの動画をご覧ください。

盛りだくさんですが、さらにAppleのイベントで公開されていた玉転がしゲームの様子です。この玉転がしゲームも先ほどと同様、全く同じ拡張現実の仕組みが使われています。

さらに、ゲーム以外の例を示しましょう。次の動画のように、目の前に欲しいコンピューターを置いて、自分の机の上に置けるかどうかを調べたり、もしくはコンピュータの中身がどうなっているかを現実と重ね合わせた画面の中で分解して色々調べたりができます。

詳しくは書きませんが、近年の日本の例では、大手建設ゼネコンなどが、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などの全て関連技術ですが、これらを用いて仕事を行うための研究が盛んです。

◆建設業界のVR・AR・MRの活用事例

これら全て遠い未来のような話だったり、一部のすごい高い機械を持っている人しかできない話におそらく聞こえるでしょう。今までは実際にそうでした。ところが、世の中の状況が今年になり大きく変わります。実はこれら全て、今年の秋から、比較的最近発売のiPadやiPhoneで、すなわち皆さんのポケットやカバンの中の機械でできるようになるんです。

今までの歴史からコンピュータは机上にあるものではなく、既にみなさんのポケットやカバンに入るスマホやタブレットになりましたが、とうとう現実世界との融合の世界に入り、現実世界との間で様々なコンピュータプログラムが影響を及ぼし合うようになります。

将来、今の子供たちは、仕事の現場でこのような道具を使いながらチームでアイデアを出し合ったり、または機械や建造物、道路や橋などの不具合部分を3Dで可視化された図面と実物を照らし合わせながら発見して直したり、または日常生活でも新しい家具を実際の部屋に画面を見ながら配置して買いたい商品を選定することは当たり前で、むしろそういった道具を使う力は誰でも持っているべき当たり前の力になり、さらに極めたい人は、それらのソフトウェアのプログラムを作ったり、そういったARのアプリを使いこなしてアートの世界を表現したりということがすぐに起こります。

そういう世の中の変化をご理解いただきながら・・・

話は戻り、今回の8月3日(土)の講座では、(残念ながら未発売のARができるMinecraft Earthを使った講座はできませんが)3Dのマインクラフトのゲームという天才プログラマーが作った画面の世界の中で、自分で考えたプログラムを動かすという体験をしてもらい、画面の中の空間の中に、案外簡単に自分の考えたことを実現することができるという体験を行なってもらうことで、画面の中の世界と自分との接点を見つけてもらいます。これはVR(仮想現実)を理解する基礎になっていると思います。

この経験をきっかけにそれを拡張したAR(拡張現実)、そしてMR(複合現実)という今後の世の中の変化についても柔軟に捉えることができるようになるための、まずはじめの一歩のきっかけ作りの場にしたいと思っています。

世の中はプログラマーや専門家関係なしにそういうものを使う方向に流れていることは確実です。どんなものかを知るきっかけになれば良いと思います。
90分の授業ではできることは限られますが、実際にMinecraftのゲームを道具にプログラミングをしながら、学校の勉強では学べない、各々がそれぞれの気づきを得られる講座にしたいです。

Minecraftの特別講座のお申し込みはmiyajuku外部生は以下のリンクから、miyajuku内部生は塾長までお申し込みください。

↓外部生お申し込み先リンクです。(miyajuku内部生は直接塾長まで)
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