習得したい言語の上位、Python(パイソン)言語。IT系雑誌での特集も最多。なぜ?

プログラミング道場中央林間校、講師でもあり、ITエンジニアでもある児玉です。最近はゆっくりと、プログラミング言語のPythonを自身は勉強したいです。今日の仕事帰りに本屋で立ち読みしていましたが、ここ最近は日経のプログラミング雑誌も、何もかもが一冊丸ごとPython特集です。

↓今月発売の日経ソフトウェア。中身はほぼPython特集ばかり。 (前回号も買って手元に持っていますが、そちらもほぼ全部Python言語ばかりです。)
https://www.nikkeibpm.co.jp/item/nsw/756/saishin.html

ここ数年で、Python言語人気がぐんと伸びています。


日経が実施した
「あなたが現在使っているプログラミング言語は何ですか」という設問に対する回答の内訳。
1人当たり最大3つ選択している」・・・前回の調査ではPythonは5位だったのが2位に!

ちなみに、一位のC言語・C++言語は、組込みシステムという分野でよく使われます。組込みシステムとは、テレビ、洗濯機、炊飯器、冷蔵庫などの家電の中で動いているソフトウェアや、車のメーターやアクセル、ブレーキを制御したり、エアバックを破裂させるような安全制御をしているようなものです。いわば、様々な工業製品の中で動いているソフトウェアのことです。
(出典 https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/mag/sys/18/110600096/110600002/)
本屋で並んでいる日経のIT雑誌。
子供向けのプログラミング本もPython言語を取り扱っている。
子供向けだと、Scratch(スクラッチ)言語の次の段階という位置付け。
最初に、キーボードからの文字打ち込み方の言語であるPythonはハードルが高いのでおすすめしません。まずはブロックを並べるだけで習得できるScratch言語で基礎を習得しましょう。


プログラミング言語は山ほど沢山あります。どの言語が優れているかと言ったような議論になる場合もあるのですが、意見は全く分かれます。まるで宗教戦争です。OSが作れるからCやC++が良いだの、いやいやSIerの業務システム系はJavaが普及しているからだの、COBOLは古いだの、子供はScratchが良いだの、開発者が日本人だからRubyが良いだの、Web系はJavaScriptが力を持ってきたからそれが良いだの色々とありますが・・・そんな宗教戦争みたいなことには実は私は興味はないのです。

結論は、「どれも道具であり手段です。道具や手段であるプログラミング言語は、その時々の目的に合わせて、適材適所で合ったものを使えば良いのです。」

世の中の流れとして、では、なぜ今の時代がPython言語特集ばかりかというと、結論はAIに関係するアプリやソフトウェアなどを作りやすいからです。
自分で一から作らなくとも、簡単に呼び出すだけで使えるAI(人工知能、機械学習、ディープラーニング)に関する部品がこの言語には豊富なのです。もう少し前の歴史から言うと、Pythonには数学的な処理を行うライブラリと呼ばれる部品集が他の言語よりも早い段階から豊富にあったのです。

AIは中身は数学の塊、特に数学の行列(テンソル)なんかを大量に処理しますので、そういう歴史の経緯からも、数学に強い言語が伸びてくるのは当然のことで、近年ではAIのライブラリが充実しているのです。しかも他の言語に比べて比較的簡単に導入できるように整ってきています。
と言うわけで、AIと言う言葉が騒がしい現代では、雑誌もPython特集ばっかりです。

(一応、私も元々一部上場企業出身のエンジニアの端くれなものですから、Pythonぐらい勉強してついていかないと・・・食いっぱぐれた時のために、ゆっくり勉強したいです。エンジニアって、一生勉強ね。大変ダァ!)

と言うのはともかく、私は子供たちがScratchや、もしくはロボットのプログラムでブロックを並べていくタイプの言語を習得した後は、テキスト型言語はPythonが現状では良いのではないかと思っています。もちろんC言語/C++言語でも構わないのですが、今の時代に騒がれている 「AI」を体験してみるにはPythonが良いかなと。

(しかし!まず最初にPythonをやるのはダメです!コンピュータの操作にも慣れておらず、基礎がないうちに、キーボードから正しく文字を入力しないと動かないテキストベースの言語、そして逐次処理・繰り返し処理・分岐処理・変数・関数などのコンピュータの処理の基本を知らないうちに覚えたり、手を動かしたりすることが多すぎてとてもついていけません。最初にPythonなんかやったら、まずお子さんは全部の勉強の名が付くものが嫌いになること間違いなしです。(笑))

もちろん、今の子供たちが大人になる頃にはまた事情は変わっていますが、そんなことはどうでも良くて、AIってどうなってるのかなぁ?と興味を持った子がとりあえず買ってきた雑誌や本に書いてあるPythonのプログラムコードを打ち込み、AIを使った処理が自分の目の前のマシンの上で動き出したら、それだけでも今の時代を理解する第一歩になると思うからです。現状、それに最も近いのがPythonなので、Scratch(スクラッチ)言語の次の段階としてPythonが良いのかなと、ふと思っているところです。

さて、閑話休題。上記に書いたこれまでの話は、かなりできる中学もしくは高校生以上の生徒向けもしくは大人の話ですが、そんなAIをいきなりやる前に、基礎がゼッタイに必要です!
世の中に溢れてるスマートフォンやパソコン、コンビニのレジってどうやって動いているの?なぜコンビニのマルチコピー機でチケット販売もできるし、交通系ICカードで駅の改札を通ったら、裏でどんなことが行われているの?どういう手順で動いているの?と目に見えないことを少しでも垣間見れるように、私たちは子供たちに、まずは「Scratch(スクラッチ)言語」で論理的思考力を鍛えながら、世の中に溢れていて生活と斬っても切り離せないコンピュータのことが少しでも見えるように・考えられるように教育をしています。

当教室では、最近はジュニア・プログラミング検定へのチャレンジを決めて、モチベーションUPにもつなげています。

そして12月からは、初めてプログラミングを学びたい!という生徒さんのお役に立てるよう、まずは自分の実力を図るために、90分の検定対策講座を受けた後に、実際のジュニアプログラミング検定のEntry級を受けてみて今の自分の実力を試してみるという取り組みも始めます。

初めて当教室のプログラミング講座を受ける方には、90分の検定対策講座の受講料は無料とし、ジュニアプログラミング検定(Entry級、30分)の受験料のみ(2019年11月26日現在で税込み2,343円です)で受けられる講座を原則第一、第三土曜日の午後に行います。

検定準備の都合もありますので、詳しいことはお問い合わせフォームからまずはご連絡ください。実際に検定機関に採点もされて、検定証書を発行してもらえて、実力を証明できますので、モチベーションUPになりますよ!

ジュニアプログラミング検定の詳細はこちら↓
https://www.sikaku.gr.jp/js/ks/